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サイトのSEO内部要素の高め方

こんにちは。AZクリエイトの昆野です。

ここ最近、グーグルアルゴリズム変動が頻繁に行われていますね。

 

グーグルから発表されたアウルアップデートという「フェイクニュース」や「広告」を多く載せたサイトの順位を落とすアルゴリズムの導入などここ最近は、サイトの内部要素に関する変動がほとんどです。

 

ここ1ヶ月で順位が落ちたお客様は、グーグルアルゴリズム変動に伴い、サイトの内部要素を改善する必要があります。

 

本日は、サイトの内部要素をどのようにして改善すれば良いか、その方法を紹介します。

 

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■サイト内部要素の改善方法

1.キーワード比率の見直し

 

上位表示しているサイトと自社サイトを比較し、キーワード比率を調整します。

 

キーワード出現頻度解析ツール

https://www.searchengineoptimization.jp/keyword-density-analyzer

 

上位表示を狙っているキーワードの比率を調整することはもちろんですが、共起語と呼ばれる関連ワードがサイト内に不足している場合は、これらのワードもページ内に追加する必要があります。

 

共起語検索ツール

http://neoinspire.net/cooccur/

 

また同様に、関連する複合ワードも、ページ内に追加していきます。

 

関連キーワードツール    

http://goodkeyword.net/

 

上記のようなツールを参考に、キーワードを調べ、それに答えるようなコンテンツをページ内に追加するとベストです。

 

 

2.デザインの見直し

ページを回覧した際、そのページを読みたくなるようなデザインに変更する必要があります。文字フォントが小さすぎたり、文字ばかりのページは回覧者に好まれません。回覧者の第一印象が悪いと、ページを読んでもらえず、離脱してしまいます。

 

グーグルはこれらデザインに関する要素を、サイトの直帰率を元に計測していると考えられます。

 

直帰率とは、「ユーザーが閲覧を始めたページから他のページに移動することなくサイトを離脱したセッション(訪問)の割合」と定義されます。

直帰率は、1ページだけしか閲覧せずに離脱した人が増えるほど高くなります。

 

直帰率が高いということは、回覧者はこのサイトに欲しい情報がなかった、と判断していることになりますので、そういったページは、順位が落ちるようなアルゴリズムが組み込まれていると考えられます。

 

・サイトにアクセスしたら、広告ばかりだった。

・サイトにアクセスしたら、スマホに対応していなく、見づらかった。

 

こういったサイトは、直帰率が高くなるため、順位も上がりづらい傾向があります。

特にスマホ対応していないサイトの直帰率は高くなる傾向がありますので、今後、スマホ対応は必須です。

また、トップバナーデザインの見直しや動画の活用、内部リンクを見やすく配置し、サイト内を自由に回覧できるようにすることが直帰率を改善するために有効です。

 

 

3.コピーコンテンツの改善

上記の2点を改善することで、ほとんどの場合、改善されますが、どうしても順位が上がらないときは、サイトコンテンツがコピーされていないのかを確認します。

確認方法は、ページ内の文章を1行程度ランダムにコピーし、グーグルで検索して、調べます。

もし明らかに文章をコピーされており、悪質なページを見つけたら、それらが原因で、順位が上がらない可能性が高いです。

そういった場合は、著作権侵害にあたりますので、下記よりグーグルに申告することができます。

 

著作権侵害による削除

https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice?pli=1&hl=ja

※むやみやたらと利用せず、著作権を絶対に侵害していると確証が持てるときだけ利用しましょう。

 

以上、内部要素改善のための3つの手順を紹介しました。

 

 

また、最近、内部要素が重視されているため、もう被リンクは必要ないの?と質問をいただくことがありますが【被リンクは今でも必要】です。

 

被リンクなしだと、アルゴリズム変動時に順位が落ちないと一般的に信じられていますが、実際に被リンクなしでサイトを作ってみてください。うまく上位表示しても、アルゴリズム変動時に、順位が落ちることを実感できます。

 

現在、上位表示を実施するには、車の両輪のように「良質なコンテンツ」と「被リンク」、どちらも必要です。

 

サイトの内部対策は、時間がかかることが多いですが、自分でできることも多いですので、ぜひ参考にしてください。