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SEO対策の新指標「検索ユーザーの回覧による評価」について

こんにちは。AZクリエイトの昆野です。

最近グーグルの検索アルゴリズムが変わってきています。中でも最も変わったと感じているのが「検索ユーザーの回覧によるアルゴリズム追加」です。

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これまでは、

 

1.内部要素(キーワード出現率や共起語、文章量など)

2.外部要素(被リンク)

 

の2つによる評価でしたが、最近は上記に追加して

「検索ユーザーの回覧による評価」が追加されているように感じます。

 

【今まで】

1.内部要素(キーワード出現率や共起語、文章量など)

2.外部要素(被リンク)


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

【現在】

1.内部要素(キーワード出現率や共起語、文章量など)

2.外部要素(被リンクなど)

3.ユーザー回覧要素(直帰率、滞在率、クリック率、アクセス数など)

 

具体的にどういうことかというと、、、

 

■最近のSEO対策の良くある事例

共起語キーワードを盛り込んだ長文記事(ツール記事でもOK)と被リンクがあれば、今でも上位表示はできますが、その後、順位の維持が難しくなってきています。

 

2~3週間くらいすると圏外に落ちてしまう事例が多いです。

 

 

■新指標「検索ユーザーの回覧」による評価ロジック

こういった順位経過は、「検索ユーザーの回覧による評価ロジックが導入された」と考えると説明できます。

 

最近のグーグルは、内部要素と外部要素から評価の高いページをランクインさせた後、検索ユーザーの回覧履歴を分析することにより、そのページが本当に上位表示に相応しいページなのかを判断している可能性が高いです。

 

検索ユーザーが検索結果から各サイトをクリックする際、グ-グルはそのページの直帰率(クリックしたが満足できずに検索に戻る確率)やページ滞在率、ページスクロール等を計測していると考えられます。

 

そしてこれら指標が悪いページに関しては、一定期間の計測後、順位を落とすロジックが導入されていると考えられます。


実際に、外注などで作った内容の薄いページは、直帰率の高いページになりやすく、一旦上位表示されても、すぐに順位が落ちてしまい、ほとんど集客効果のない施策となりがちです。

 

・文字だらけで、改行もなく見づらいページ

・写真や文字レタリングがなく、読む気になれないページ

・読んでみると内容がうすく、読む気になれないページ

・スマホ対応していない見づらいページ

 

などは、直帰率が上がるため、上位表示してもすぐに順位が落ちやすいページの典型例です。

 

 

■今後のSEO対策で必要なこと

検索ユーザーの回覧によるアルゴリズム評価が加わった今、検索上位表示を維持するには、競合ページよりも、直帰率が低く、ページスクロールされ、滞在率が長いページを作る必要があります。

 

最近、順位を上げきれない、上位表示を維持できないと感じているお客様は、これまでの施策に追加して、「直帰率」「滞在率」を意識した対策を実施してみてください。