アルバイトの給料があっても、学生生活の中で突然お金が必要になることは多いかと思います。
親や友達に対して「お金が足りないから貸して欲しい…」とはなかなか口に出せないものですよね。
そんなときは、学生でもお金を借りることができるカードローンがおすすめです。
この記事では、カードローンの利用を検討中の方に向け、学生でも借りることができるカードローンの種類やおすすめのカードローンを紹介します。
カードローン選びでこれ以上悩まなくなること間違いなしです!
学生が組めるローンの種類
カードローンとは、銀行や消費者金融といった金融機関および貸金業者が展開する、個人向けのローンの一種です。
カードがあれば提携ATMから、利用限度額内のお金を何度でも借入れたり返済したりできます。
引用元:【金利で比較!】カードローン会社のおすすめランキング15選|即日審査なしで借りれる?(WAVY COLUMN)
学生生活においてお金で困ったときに利用したいのが、ローンです。
ローンもさまざまな種類があり、
- 銀行のカードローン
- 奨学金制度
- 学生ローン
- 消費者金融
などが一般的です。
ローンを組むと聞くと、借金をするという良くないイメージが思い浮かぶかもしれません。しかし計画的に利用すれば、無理せず返済すること可能です。
まずは、それぞれのローンについてのメリット・デメリットについてご紹介していきます。
銀行のカードローン
銀行のカードローンは、20歳以上で支払い能力があれば誰でも利用可能です。銀行からの借入のため、違法金利などの心配がありません。
メリットは、金利が比較的低く設定されていることです。また収入が高ければ、ある程度まとまった金額を借りることも可能です。
デメリットは、支払い能力を確認する審査が厳しい銀行が多いということです。人によっては審査に落ち、借入を断られてしまう可能性もあります。
特に学生の場合は、すぐに誰でも、というのは難しいかもしれません。そのため副業などを行っていて、安定した収入がある学生におすすめです。
奨学金制度・教育ローン
奨学金制度には、国が提供するものと民間の金融機関が提供するものがあります。
また教育ローンを実施しているのは銀行が多く、銀行ローンとは別に取り扱われています。
2つの違いは、奨学金制度は学生の期間中に振り込まれ、教育ローンは入学金などの費用で利用することができます。
メリットは、銀行ローンよりも学生が借入しやすい点です。
デメリットとしては、金利が一般的なローンよりもやや高くなる点が挙げられます。
奨学金制度と教育ローンは、併用可能なため別々に利用している人もいます。
学生ローン
学生ローンは、大学生・専門学生を対象にしたローンです。
メリットは、学生であれば未成年であっても借入することが可能という点で、生活費にも利用できます。また、審査が早く、必要なときににすぐ借りられるのも特徴です。
デメリットは、借入可能額が他のローンに比べても低く、最大でも10万円程度になってしまうことです。
さまざまな支払いのためにまとめて借りたいという人にとっては、足りない金額に設定されることもあります。
また申込時には、店舗へ出向く必要があり、住む場所によっては近くに学生ローンをないことも考えられます。
消費者金融
テレビCM・街頭の広告でよく見かける消費者金融も、20歳以上であれば借入をすることが可能です。
消費者金融では、カードを使い、ATMなどから手軽に利用できるのが特徴です。
サービスも多いので、自分に合った消費者金融から借りることができます。審査はサービスにより異なりますが、即日融資なども用意されているためすぐに現金を手にすることも可能です。
デメリットは、審査時にアルバイト先や実家に連絡が入る場合があるため、内緒で借りたい人にはおすすめできません。
学生にカードローンがおすすめな理由
学生の立場で借入をする場合、カードローンがおすすめです。
カードローンは、学生にとってメリットとなる点が多く、すぐにお金が必要な人、ある程度まとまったお金が必要だという学生でも気軽に借りやすくなっています。
またそのほかにも
- 審査が比較的甘いものもある
- アルバイト先にバレにくい
- 来店不要でネットから申し込める
- 即日融資が可能
- さまざまな返済方法が用意されている
などのメリットが挙げられます。
それでは、これらのメリットについて詳しくご紹介していきます。
審査が比較的甘い
どの会社で借入を申し込む場合でも、審査は必要となります。
借入の審査では、
- 返済能力があるか
- 他社から借入を行っていないか
- 信用情報に問題はないか
などが調査されます。
カードローンの中でも、銀行系のカードローンになると審査が厳しくなる傾向があります。また在籍確認などのために、アルバイト先へ連絡がいく場合もあります。
そのほか消費者金融系カードローンでは、アルバイトをしていて安定的な収入があるということがわかれば、融資をしてもらえる可能性が高くなります。
アルバイト先へ連絡がいく可能性は低い
大手金融機関になると借入を行うときに本人の在籍確認のため、アルバイト先に連絡を入れることがあります。必然的に職場で借入をしていることがバレてしまうので敬遠する人も多いでしょう。
カードローンであれば、在籍確認などを直接連絡することなく、社員証や給与明細などで行うことでスムーズに融資することがほとんどですので、滞納などをしない限りは、直接職場に連絡が行く可能性は低くなっているので安心です。
来店不要でネットから申し込める
最近はネット上で借入の申し込みを行えるカードローンが増えています。
一度も来店することなく、自宅から申込を行い、審査を受け、借入を行うため手間がかかりません。
またネットでの申し込みは24時間受け付けているというサービスも多いので、深夜帯にしか自由に動けない人にもおすすめです。
突然お金が必要になったときに申し込みを行えば、数時間後には振り込まれる場合もあるため緊急時の助けになります。
即日融資が可能
カードローン最大のメリットは、申し込んだ当日に融資が可能なサービスもあるということです。融資のスピードは、奨学金などの他ローンとしても一番早い方法になり、過去に借入を行ったことがない場合も、即日融資を受けることができます。
急に現金が必要になった場合、その日のうちに融資を受けられれば精神的な負担を軽減することができるでしょう。
さまざまな返済方法が用意されている
カードローンの返済方法は、毎月返済・一括返済・臨時返済のいずれかになります。
それらの支払い方法は
- 指定した銀行口座から自動引き落とし
- 提携ATMで直接支払いを行う
- コンビニなどでの返済
- ネットバンキングからの返済
などがあります。
口座自動引き落としの場合、指定した金額を自動的に引き落としてくれるので、支払い忘れなどが少なく安心して利用できます。
またATMでの返済やコンビニでの返済は、現金による給与支払いが多い人や、毎月の返済額を意識したい人におすすめです。
副収入があった月にまとめて返す(臨時返済)という方法もあるため、返済タイミングや生活スタイルに合わせて選んでみましょう。
学生がカードローンを利用するための条件
カードローンは、学生であれば誰でも借入できるというわけではなく、条件が設定されています。ただし、条件といっても厳しいものはないため安心してください。
ここからは、カードローンを利用する条件について詳しくご紹介していきます。
未成年は不可
金融機関のカードローンは、20歳以上の成人が対象となっています。未成年の場合、支払い能力が低いことが想定され、民法によって未成年者の契約には制限が掛けられているためです。そのため学生ではなく就職していたとしても、19歳までの人が借入を申し込んでも融資を受けることはできません。
収入なしでは借りられない
カードローンでお金を融資する金融機関も、貸す相手に収入がなければ返済能力がないとして融資ができません。
アルバイトをしている場合も単発のものや、月収が一定水準に満たされていない場合は申し込みができない可能性が高くなっています。
学生であっても、一切収入がない状態で申し込みをしたとしても、返済能力がないことで審査は通らないでしょう。
収入がない場合は、保証人の同意を得るか、学生ローンに申込むことをおすすめします。
返済が遅れた過去があると借りられない可能性がある
「ブラックリストに載る」という言葉がありますが、実際にそういった明確なリストは存在しておらず、信用情報機関に集積された情報を総合的に見て各社が判断しています。
カードローンを申し込むときの審査には、過去の借入、返済履歴の照会が含まれています。
たとえば、他の金融機関に借入を申し込んでいて、返済が遅れているという事実があれば「滞納する人」として注意が必要な人物と判定されてしまいます。
さらに継続して滞納している場合は、審査がより厳しくなるでしょう。
消費者金融以外でも、スマホ料金の支払いが遅れていたり、滞納した履歴があったりした場合、そこも審査のポイントになってしまいます。
学生におすすめ!カードローンランキング
ここからは学生が、カードローンを利用するときに、おすすめのサービスを紹介していきます。
それぞれ違った特徴があり、自分に合ったサービスを見つけることで、借りやすく返済しやすい準備ができるようになるでしょう。
楽天銀行スーパーローン|学生でも借りやすく利用しやすい
出典:https://www.kiyobank.co.jp/personalloan/card/
楽天のアカウントを使い、ネット上だけで借入を行うことができるカードローンです。楽天スーパーローンは楽天のサービスですが、楽天銀行の口座を開設する必要がないため銀行を増やして管理ができなくなることもありません。
母体がネットバンクなので、カードローンのなかでも低金利でありながら、最大借入額も800万円までと高額です。また、利用すると楽天ポイントが付与されることもあり、お得に利用できます。
審査のスピードも早く、最短で翌日の融資申請が可能な点も大きなメリットといえるでしょう。
そして審査に関して本人の在籍確認もないため、誰にもバレずに借入を行いたいという学生にもおすすめです。
限度額 | 800万円 |
金利 | 通常金利(年1.9%~14.5%)※1※2 期間限定金利 (年0.95%~7.25%) |
審査時間 | 最短翌日 |
返済方法 | 口座から自動引き落とし(インターネットやATMからも可) |
融資スピード | 最短で2~3日(土・日・祝除く) |
※1 申し込み期間 2021年02月24日(水)13:00 ~2021年04月26日(月)12:59 まで
※2 金利半額適用期間 2021年02月25日(木)~2021年05月17日(月)まで
アコムカードローン|30日間利息無料で利用しやすい
出典:https://www.acom.co.jp/first/cardloan/
CMなどでおなじみのアコムのカードローンは、借入が最短即日で受けられます。
またWEB上で全ての申し込みを行うことができるので、来店する必要がなく学生さんにとって嬉しいポイントといえるでしょう。
利用限度額は、年収の3分の1まで、最大借入金額は800万円となります。
契約日の翌日から30日間は無利息期間となっており、それまでに返済すれば利息なしで利用できるのも大きなポイントです。
カードローン会社のなかでも、比較的審査が甘いといわれており、初めての人でも安心して利用できます。しかし返済方法は、ATM返済・振り込みのみで口座振替がない点には注意しましょう。
限度額 | 800万円 |
金利 | (実質年率)3.00%~18.00% |
審査時間 | 最短30分 |
返済方法 | 店頭窓口・アコムATM・提携ATM・振込・自動引き落とし |
融資スピード | 最短即日融資可 |
アイフルカードローン|電話での在籍確認なしで安心
アイフルカードローンは、審査から融資までの時間が短いのが大きな特徴です。
審査は最短30分、融資までは最短60分という速さで、必要なときにすぐ現金を手にできるのがメリットです。
アイフルも、WEB申し込みが可能で、審査の際に電話での在籍確認もありません。
また、無利息期間が契約の翌日から30日間まであるため、計画的な利用が可能です。
「振込も24時間いつでも可能」なのは、アイフルならではのサービスです。女性専用窓口があるのも、女性にとって嬉しいポイントといえるでしょう。
返済方法は、コンビニATMから口座振替、ネットバンクなど、さまざまなものが用意されています。
限度額 | 800万円 |
金利 | (実質年利)3.0%~18.0% |
審査時間 | 最短30分 |
返済方法 | スマホアプリ・アイフルATM・提携ATM・自動引き落とし・振込 |
融資スピード | 最短即日融資可能 |
プロミスカードローン|審査から最短10秒のスピード振込が可能
出典:https://cyber.promise.co.jp/Pcmain
消費者金融最大手であるプロミスは、高い信頼性が特徴です。多くの人が利用しているため、サポート面が充実しています。
審査から融資までのスピードは最短即日という速さで、WEB申し込みも可能です。
最大借入限度額が500万円と他社に比べてやや低いですが、カード不要のアプリなど他社にはないサービスが用意されています。
初回利用時は、借入翌日から30日間は無利息となります。
審査の際に本人在籍確認が必須となり、電話での連絡が必要となります。
しかし消費者金融であることは伝えられないため、借入だということは周囲にバレにくくなっています。
また、プロミス独自のサービス「瞬フリ」と呼ばれるものがあります。全国約200の「瞬フリ可能」な金融機関の口座を持っている人は、24時間365日土・日・祝・夜間でも着金されます。審査から最短10秒で振込可能です。
限度額 | 500万円 |
金利 | (実質年率)4.5%〜17.8% |
審査時間 | 最短15秒(事前審査を確認後、本審査申し込みが必要) |
返済方法 | インターネット返済・口座引き落とし・店頭窓口・プロミスATM・コンビニ |
融資スピード | 最短即日融資可能(web申し込みの場合) |
学生がカードローンを利用する際の注意点
学生がカードローンを利用する際は、注意しておくべきポイントあります。知らずに利用し、後悔しないよう確認しておきましょう。
場合によっては、自分の将来に影響することも考えられます。しっかりと返済計画を立てた上で利用することをお勧めします。
返済が滞ると将来に影響が出る
カードローン会社も、善意でお金を融資しているわけではありません。
学生であっても、生活環境がどのような状態であっても、期日までに返済する必要があります。
それでも返済が延滞したり、滞納した場合は、法的な処理が下されるだけでなく、今後の人生で「滞納歴あり」という履歴が残ってしまいます。
そして就職時や、住宅・車などのローンを組む際に問題となる恐れがあるのです。
学生だから大丈夫という考え方は、カードローンにおいて考えないことが大切です。
本当に困ったら家族や知り合いに相談する
それでも返済計画が破綻してしまい、どうしても返済期限までにお金を用意できないという場合は、家族や知り合いに相談しましょう。
相談することが恥ずかしかったり、肩身が狭くなってしまったりするかもしれませんが、精神的に追い詰められたり、返済できずにブラックリストに載るよりも周りに相談する方が賢明な判断といえます。
そして遅くなってしまうと対処ができなくなるため、なるべく早めに相談することがおすすめです。
1度の借入でその後の人生に悪い影響を及ぼすことは、避けましょう。
まとめ
学生が一定金額を借入する場合は、カードローンはおすすめな手段です。
カードローンについて、「利用するだけでブラックリストに載る」「すぐに借金取りが来る」「信用できない」というようなマイナスなイメージがついているかもしれません。
しかし法律も整備されていますし、正しく利用すれば問題なく利用することができます。そして、サービス面も充実しているため、困ったときには頼りになる存在となります。
そのため自分が今必要な分を計画的に利用することで、うまくカードローンを利用できれば、お金に関する悩みを減らすことができるのではないでしょうか。
まずは、しっかりとした借入金額を把握し、返済計画を立てて申し込みをしてみましょう。