経営の命はキャッシュフロー
今朝の新聞で面白い記事があったので紹介します。
アマゾンが贅沢なキャッシュを持っているという記事です。
アマゾンは上場後も、赤字決済が多く、黒字化してもわずかな額にすぎませんが、年々、キャッシュだけは増え続けているそうです。
贅沢なキャッシュがあると、次の売上を取るための投資ができますので、どんどん会社が伸びていきます。
その額、なんと1兆8000億円!
世界最大の企業、ウォルマートでも、年度末キャッシュは1兆円程度なので、そのすごさが分かります。
なぜ、そこそこの黒字しか出していないアマゾンが、それほどのキャッシュを持っているかというと、回転差資金を利用しているから。
アマゾンでは、モノが売れ、売上が立つと一定期間後に出品者に支払われます。
この一定期間内の資金が浮くのが、回転差資金。
アマゾン全体の流通額が増えれば増えるほど、回転差資金は増えるので、どんどんキャッシュが厚くなっていきます。
利益がそれほど出なくても、キャッシュは増え続け、それで行った投資が、次の売上を生む。
さすがアマソンですね。